はじめに
Windows 11を新規購入、またはクリーンインストールした後、こんな症状で困っていませんか?
- ソフトウェアのインストールが途中で止まる
- アンインストールが進まない・フリーズする
- Windows Installerが「開始されていません」と表示される
- 「サービスが制御機能に応答しません」エラーが出る
新品のWindows 11 PCで、ソフトウェアのインストール・アンインストールが途中で止まってしまう問題が発生することがあります。実はこの問題、意外な原因で起きていることが多いのです。

新品PCなのにインストールできない!?実はWindows Updateが原因のことが多いんです。この記事では実際に解決した手順を紹介します💡
セクション1:よくある原因
インストール・アンインストールが途中で止まる原因は、主に以下のものが考えられます。
| 原因 | 症状 |
|---|---|
| Windows Updateが未完了 | 新品PCで最も多い原因。累積更新が溜まっている |
| Windows Installerサービスの問題 | サービスが開始できない、応答しない |
| ストレージ容量不足 | Cドライブの空き容量が不足している |
| ウイルス対策ソフトの干渉 | セキュリティソフトがインストールをブロック |
| 他のインストール処理と競合 | バックグラウンドで別のインストールが実行中 |

新品PCの場合、真っ先に疑うべきは「Windows Update未完了」です!購入直後は大量の更新プログラムが溜まっていて、それが原因でシステムが不安定になることがあります。
セクション2:まず確認!Windows Installerサービスの状態
インストール・アンインストールに必要な「Windows Installer」サービスが正常かどうか確認します。
2-1. サービス管理画面で確認
- Windowsキー + R を押す
- 「services.msc」と入力してEnter
- 一覧から「Windows Installer」を探す
- ダブルクリックしてプロパティを開く
- 「スタートアップの種類」が「手動」になっているか確認
チェックポイント:
- 「無効」になっている → 「手動」に変更
- 「開始」ボタンを押してもエラーが出る → 次のセクションへ
2-2. 依存サービスの確認
Windows Installerが起動しない場合、依存するサービスに問題がある可能性があります。以下のサービスが「実行中」になっているか確認してください。
| サービス名 | 状態 | スタートアップの種類 |
|---|---|---|
| Remote Procedure Call (RPC) | 実行中 | 自動 |
| DCOM Server Process Launcher | 実行中 | 自動 |
| RPC Endpoint Mapper | 実行中 | 自動 |
重要: 特に「RPC」が停止しているとWindows Installerは絶対に動きません。

「サービスが制御機能に応答しません」というエラーが出たら、依存サービスを疑いましょう!RPCが止まっていると何も動きません💦
セクション3:システム修復コマンドの実行
サービスの問題が解決しない場合、Windowsのシステムファイル自体が破損している可能性があります。修復コマンドを実行しましょう。
3-1. コマンドプロンプトを管理者として起動
- Windowsキーを押す
- 「cmd」と入力
- 「コマンドプロンプト」を右クリック →「管理者として実行」
3-2. DISMコマンドでシステム修復
以下のコマンドを実行します。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
DISMとは?
DISM(Deployment Image Servicing and Management)は、Windowsのシステムイメージを修復するためのコマンドです。
| コマンド | 役割 |
|---|---|
| DISM | Windowsの「修復用データ」自体を直す(大元の修復) |
| SFC | Windowsのシステムファイルを直す(個別の修復) |
3-3. DISMコマンド実行時の注意点
重要:DISMコマンドは時間がかかります!
- 所要時間:10〜30分程度
- 特定の%(20%、50%台、60%など)で長時間止まったように見えることがあります
- 絶対に途中でキャンセルしないでください
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 10〜15分止まっている | まだ正常の範囲、待つ |
| 30分以上動かない + ディスク使用率0% | 問題の可能性あり |
確認方法: タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)→「パフォーマンス」タブ →「ディスク」の使用率が動いているか確認
3-4. DISMが止まった場合の対処法
ネットワーク経由でのダウンロードが失敗している場合、オフライン修復を試します。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:C:\Windows\WinSxS /LimitAccess
これはインターネットを使わず、PC内のファイルだけで修復を試みるコマンドです。
3-5. SFCコマンドでシステムファイル修復
DISMが完了したら、続けてSFCを実行します。
sfc /scannow
完了後、PCを再起動してください。

DISMコマンドは「動いてないように見えて動いてる」ことが多いです!タスクマネージャーでディスク使用率を確認して、動いていれば焦らず待ちましょう⏳
セクション4:【最重要】Windows Updateを完了させる
新品PCでインストール・アンインストールが止まる最大の原因は、Windows Updateが未完了であることです。
4-1. なぜWindows Updateが原因になるのか
新品のWindows 11 PCには、出荷時点からの累積更新プログラムが大量に溜まっています。
- 累積更新プログラム(数GB)
- セキュリティパッチ
- ドライバー更新
- .NET Frameworkの更新
これらが未適用の状態では、Windows Installerなどのシステムサービスが正常に動作しないことがあります。
4-2. Windows Updateを完全に終わらせる手順
- Windowsキー + I で「設定」を開く
- 「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- 見つかった更新プログラムをすべてインストール
- 再起動を求められたら再起動
- 「最新の状態です」と表示されるまで繰り返す
重要: 1回の更新では終わりません。「最新の状態です」が表示されるまで、何度もチェック→インストール→再起動を繰り返してください。
4-3. 更新中の注意点
- 更新に30分〜1時間以上かかることがあります
- 再起動後「更新プログラムを構成しています」画面で時間がかかることがあります
- 絶対に電源を切らないでください(OS破損のリスク)
- 円がくるくる回っていれば処理中です

新品PCを買ったら、まずWindows Updateを完全に終わらせる!これが鉄則です。ソフトのインストールはその後にしましょう👍
セクション5:その他の対処法
5-1. Windows Installerの再登録
管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行します。
msiexec /unregister
数秒待ってから…
msiexec /regserver
その後、PCを再起動してください。
5-2. セーフモードでインストールを試す
通常起動では他のソフトが干渉している可能性があります。セーフモードで試してみましょう。
- 「設定」→「システム」→「回復」
- 「詳細な起動」の「今すぐ再起動」をクリック
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」
- F5キーを押して「セーフモードとネットワーク」を選択
- セーフモードでインストール/アンインストールを試す
5-3. ウイルス対策ソフトの一時無効化
サードパーティ製のウイルス対策ソフトがインストールをブロックしている場合があります。一時的に無効化して試してみてください。
まとめ:対処法の優先順位
インストール・アンインストールが途中で止まったら、以下の順序で対処してください。
① Windows Updateを完了させる ← ★新品PCならまずこれ!
↓ 解決しない
② Windows Installerサービスの状態確認・再登録
↓ 解決しない
③ DISM / SFC でシステム修復
↓ 解決しない
④ セーフモードでインストールを試す
↓ 解決しない
⑤ ウイルス対策ソフトの一時無効化
↓ 解決しない
⑥ システムの復元 / Microsoftサポートへ問い合わせ
新品PCの場合、ほとんどは①のWindows Updateを完了させることで解決します。

新品PCセットアップの鉄則は「何よりも先にWindows Update」!これを覚えておくだけで、トラブルを未然に防げますよ😊


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