はじめに
Windows 11 25H2(または24H2)にアップデートした後、こんな症状で困っていませんか?
- ファイルエクスプローラーを開くと一瞬白く点滅する
- フォルダを移動するたびに画面がチカチカする
- ダークモードなのに白い画面が一瞬表示される
- エクスプローラーの動作が以前より遅く感じる
2025年10月以降、Windows 11 25H2/24H2でエクスプローラーが一瞬白くなる不具合が多数報告されています。特にダークモードを使用しているユーザーにとっては、毎回フォルダを開くたびに白い画面がチカッと光るため、目への負担も大きく、作業に集中できないという声が上がっています。
この不具合、私も最初に見た時は「モニターが壊れた?」と焦りました💦 結論から言うと、2025年12月のWindows Updateで修正されています。順番に確認していきましょう!
セクション1:この不具合の症状と発生条件
まず、この不具合がどのような症状なのか、どの環境で発生するのかを整理します。
1-1. 症状の詳細
この不具合の具体的な症状は以下の通りです。
- エクスプローラーを開いた瞬間、ウィンドウ全体が白く点滅する
- 点滅は0.1〜0.3秒程度で、すぐに通常表示に戻る
- フォルダ間を移動するたびに発生することがある
- 新しいエクスプローラーウィンドウを開くたびに発生する
データが消えたり、ファイルが破損したりする問題ではありません。あくまで「見た目」の問題ですが、日常的にエクスプローラーを使う作業では非常に気になる症状です。
1-2. 発生条件
この不具合は、以下の条件で発生することが確認されています。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| Windowsバージョン | Windows 11 バージョン 25H2 または 24H2 |
| ビルド番号 | 26100.xxxx 以降 |
| 表示モード | ダークモード(ライトモードでは目立ちにくい) |
| 発生タイミング | KB5068861、KB5070311 適用後に多発 |
ライトモードを使用している場合は、白い点滅が背景色と同じため目立ちません。そのため、この不具合に気づいていないユーザーも多いと思われます。
セクション2:原因
なぜエクスプローラーが白く点滅するのか、技術的な原因を解説します。
2-1. XAMLコンポーネントの描画問題
この現象は、エクスプローラーのウィンドウ描画処理に起因する不具合です。
Windows 11 24H2以降、エクスプローラーのUI(ユーザーインターフェース)にはXAMLベースのコンポーネントが使用されるようになりました。XAMLとは、Microsoftが開発したUI記述言語で、モダンなWindowsアプリのデザインに使われています。
問題は、このXAMLコンポーネントが初期化される際に、一瞬だけ「白い背景」が表示されてしまうことです。本来はダークモードの背景色で初期化されるべきところ、デフォルトの白色が一瞬見えてしまう状態になっています。
2-2. Microsoftの対応状況
Microsoftはこの問題を認識しており、2025年12月10日にリリースされた累積更新プログラム「KB5072033」で修正を行いました。
ただし、一部の環境ではKB5072033を適用しても症状が完全に解消されないケースが報告されています。Microsoftは引き続き調査を行っているとのことです。
XAMLの初期化タイミングの問題なので、データが消えたりする心配はありません。安心してくださいね😊
セクション3:対処法(Windows Updateを最新にする)
まずは基本の対処法として、Windows Updateを最新の状態にします。
3-1. 現在のビルド番号を確認する
まず、お使いのWindowsのビルド番号を確認しましょう。
確認手順:
- キーボードの「Windowsキー + R」を押す
- 「winver」と入力してEnter
- 表示されたウィンドウでバージョンとビルド番号を確認
ビルド番号が「26100.2605」以上であれば、KB5072033が適用済みです。
3-2. Windows Updateを実行する
KB5072033が適用されていない場合は、Windows Updateを実行します。
更新手順:
- スタートメニューから「設定」を開く
- 左メニューから「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」ボタンをクリック
- KB5072033が表示されたら「ダウンロードしてインストール」をクリック
- インストール完了後、「今すぐ再起動」をクリック
再起動後、エクスプローラーを開いて白い点滅が解消されたか確認してください。
セクション4:それでも改善しない場合の対処法
KB5072033を適用しても改善しないケースがあります。その場合は、以下の対処法を順番に試してください。
4-1. エクスプローラーの再起動
エクスプローラーのプロセスを再起動することで、描画の問題が解消される場合があります。
手順:
- 「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押してタスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブで「エクスプローラー」を探す
- 「エクスプローラー」を右クリックして「再起動」を選択
一時的にデスクトップが消えますが、数秒で復帰します。再起動後、エクスプローラーを開いて確認してください。
4-2. グラフィックドライバの更新
グラフィックドライバが古い場合、UI描画に問題が発生することがあります。
確認手順:
- スタートボタンを右クリック → 「デバイスマネージャー」を開く
- 「ディスプレイ アダプター」を展開
- 使用しているGPU(NVIDIA、AMD、Intelなど)を確認
- 各メーカーの公式サイトから最新ドライバをダウンロード
各メーカーのドライバダウンロードページ:
- NVIDIA:https://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp
- AMD:https://www.amd.com/ja/support
- Intel:https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/detect.html
4-3. 視覚効果の設定を変更する
Windowsの視覚効果設定を変更することで、描画の負荷を軽減できます。
手順:
- スタートメニューで「パフォーマンス」と検索
- 「Windowsのデザインとパフォーマンスの調整」を開く
- 「視覚効果」タブで「パフォーマンスを優先する」を選択
- 「適用」→「OK」をクリック
見た目がシンプルになりますが、描画の問題が解消される場合があります。必要に応じて「カスタム」を選択し、個別に視覚効果を有効にすることもできます。
グラフィックドライバの更新は意外と見落としがちです。Windows Updateだけでなく、GPU側のドライバも最新にしておきましょう!
まとめ
Windows 11 25H2/24H2でエクスプローラーが一瞬白く点滅する不具合について解説しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現象 | エクスプローラーを開くと一瞬白く点滅する |
| 影響範囲 | Windows 11 25H2/24H2、特にダークモード利用者 |
| 原因 | XAMLコンポーネントの初期化時の描画問題 |
| 対処法 | KB5072033(2025年12月更新)を適用する |
| 改善しない場合 | エクスプローラー再起動、グラフィックドライバ更新、視覚効果設定変更 |
対処の流れをまとめると以下の通りです。
① winverでビルド番号を確認
↓
② Windows Updateを実行(KB5072033を適用)
↓ 改善しない
③ エクスプローラーを再起動
↓ 改善しない
④ グラフィックドライバを最新に更新
↓ 改善しない
⑤ 視覚効果の設定を変更
この不具合はデータ損失などの深刻な問題ではありませんが、日常的に使うエクスプローラーで発生するため、ストレスを感じる方も多いでしょう。まずはWindows Updateを最新の状態にして、KB5072033が適用されているか確認してください。
それでも改善しない場合は、グラフィックドライバの更新を試してみてください。Microsoftも引き続きこの問題に対応しているため、今後のアップデートでさらに改善される可能性があります。
この記事がお役に立てれば嬉しいです!解決したらぜひコメントで教えてくださいね😊


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