はじめに
社内で利用されるパソコン(PC)は、日々の業務を支える重要なインフラのひとつです。しかし、意外と見落とされがちなのが「物理的なメンテナンス」。特にホコリの蓄積は、パフォーマンス低下や故障の原因となることもあるため、定期的な対策が必要です。
PCにホコリが溜まるとどうなる?
ファンに負荷がかかる
内部にホコリがたまると、CPUやGPUの冷却ファンが効率よく回らなくなり、冷却性能が大幅に低下します。結果としてファンが異常な音を立てて回転し続けることもあります。
最悪の場合ショートや故障に
ホコリは帯電しやすく、静電気によって基板上の電子部品がショートする原因になります。特に電源ユニット付近は注意が必要で、長期間掃除をしていない場合は火花が出ることもあるほどです。
現場でできるメンテナンスのすすめ
定期清掃をルール化する
半年に1回などのペースで、PCの外部(通気口やファン周辺)をブロワーや掃除機で清掃するようにしましょう。オフィスによっては粉塵が多く、より頻繁なメンテナンスが必要な場合もあります。
マニュアル化して依頼しやすくする
「誰が・どこを・どうやって掃除するのか」を明文化しておくことで、現場に作業を依頼しやすくなります。PCごとにQRコードでマニュアルへアクセスできるようにするなど、ちょっとした工夫で習慣化が進みます。
まとめ
PCの物理メンテナンスは地味ですが、とても重要です。定期的に掃除することでトラブルを未然に防ぎ、機器を長持ちさせることができます。社内SEとしては、システムだけでなく、こうしたハード面への配慮も忘れずに対応していきましょう。

たまのSE
「掃除なんて関係ない」と思いがちですが、実際にファンの異音で修理対応したこともあるんです💦ちょっとの手間が大きなトラブル防止につながるんですよ〜!
コメント