はじめに
社内SEとして働くうえで、単に「システムを運用・保守する」だけではなく、現場の声に耳を傾け、本質的な課題を発見・改善していく姿勢が求められています。この記事では、現場目線の社内SEを実現するためのポイントと、その価値について解説します。
現場に足を運ぶことの大切さ
1. ヘルプ対応は「雑務」ではなく「ヒント」
「プリンターがつながらない」「PCが遅い」──こうした現場からのヘルプ依頼を、単なる雑務と片付けてしまっていませんか?実はその中に、業務改善につながるヒントが隠れていることがあります。

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ヘルプデスクの裏には、業務のムダやボトルネックが隠れてることが多いんです。気になったらすぐ現場に行って観察するのがコツ!
2. 顔を出すことで築ける信頼関係
定期的に現場に足を運び、ちょっとした相談にも気軽に応じることで、現場との距離が縮まります。信頼が生まれれば、現場の人も本音や困りごとを話してくれるようになります。
見えない課題を発見する力
1. 形式ではなく、実態を知る
マニュアル通りに動いていても、実際には業務が滞っている場面は少なくありません。現場を見ることで、「この作業、手書きで2重にやってる」「誰も使っていないツールがある」など、実態に即した課題に気づくことができます。
2. 小さな改善が大きな変化を生む
例えば、手入力を自動化するだけで、月に数時間の工数削減につながることもあります。現場目線の小さな改善が、やがて大きな業務効率化に発展し、会社全体への影響を与えることも少なくありません。

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「ついでにできる改善」を侮るなかれ! 現場の“ちょっと不便”を拾えるかどうかが、社内SEの腕の見せどころですよ!
まとめ
現場目線の社内SEは、ヘルプ対応や現場訪問といった地道な行動から始まります。その積み重ねによって、見えない課題を発見し、効率化や省力化を実現することができます。結果的に、それが経営全体に良い波及効果をもたらすのです。
まずは今日、ひとつ現場に足を運んでみませんか?
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