はじめに
Windows 11 24H2で、こんな症状が発生していませんか?
- Windows Update後、再起動するとブルースクリーンになる
- 「SECURE_KERNEL_ERROR」というエラーが表示される
- エラーコード「0x18B」が表示される
- 再起動を繰り返してもブルースクリーンが直らない
- 2025年3月末〜4月のアップデート後から発生するようになった
2025年3月〜4月にかけて、Windows 11 24H2環境でブルースクリーン(BSOD)が発生する問題が多発しました。原因はKB5055523およびKB5053656という更新プログラムです。Microsoftは問題を認識し、修正対応を進めています。

24H2環境で突然ブルースクリーンが出るようになった方、焦りますよね💦 原因と対処法を解説します!
セクション1:原因は「KB5055523」「KB5053656」
1-1. 問題の概要
Microsoftは2025年4月、Windows 11 24H2で以下の更新プログラム適用後にブルースクリーンが発生する問題を公式に認めました。
| KB番号 | 公開日 | 種類 |
|---|---|---|
| KB5053656 | 2025年3月28日 | プレビューリリース |
| KB5055523 | 2025年4月9日 | セキュリティ更新プログラム |
表示されるエラー:
停止コード: SECURE_KERNEL_ERROR
エラーコード: 0x18B
1-2. 影響を受ける環境
- Windows 11 バージョン 24H2のみ影響
- Windows 11 23H2、Windows 10 22H2は影響なし
- KB5053656またはKB5055523をインストール済みの環境で発生
1-3. 発生タイミング
ブルースクリーンは主に以下のタイミングで発生します。
- 更新プログラムをインストールしてPCを再起動した直後
- 通常使用中に突然発生
- スリープ復帰後

Windows Update起因の不具合です😱 Microsoftも問題を認識しているので、対処法を確認しましょう!
セクション2:【推奨】自動修正を待つ(Known Issue Rollback)
Microsoftはこの問題に対し、Known Issue Rollback(KIR)という仕組みで自動修正を配信しています。
2-1. Known Issue Rollbackとは?
KIRは、問題のある更新プログラムの特定部分だけを以前のコードに戻す仕組みです。2021年に導入されました。
- 更新プログラム全体をアンインストールせずに問題を修正
- バックグラウンドで自動的に適用される
- 完全に適用されるまで最大24時間かかる場合がある
2-2. 自動修正の確認方法
- PCをインターネットに接続した状態で起動
- 24時間程度待機(バックグラウンドで修正が適用される)
- PCを再起動
- ブルースクリーンが発生しなくなれば修正完了

多くの場合、インターネット接続して待つだけで自動的に修正されます👍 急ぎでなければこの方法がおすすめです!
セクション3:【企業向け】グループポリシーで手動修正
企業環境やActive Directory環境では、KIRの自動適用を待たずにグループポリシーで即座に修正を適用できます。
3-1. KIRグループポリシーをダウンロード
Microsoftが提供する専用のグループポリシーテンプレートをダウンロードします。
ダウンロード先(Microsoft公式):
Windows 11 24H2 and Windows Server 2025 KB5053656 250412_03103 Known Issue Rollback
※Microsoft Update Catalogまたは公式サポートページから入手してください。
3-2. グループポリシーの適用手順
- ダウンロードしたKIRグループポリシーをインストール
- Windowsキー + R →「gpedit.msc」と入力 → Enter
- 以下のパスに移動:
コンピューターの構成
→ 管理用テンプレート
→ KB5053656 250412_03103 Known Issue Rollback
- 該当のポリシーを「有効」に設定
- PCを再起動
3-3. Active Directory環境での一括適用
AD環境では、GPOを作成して全PCに一括適用できます。
- ドメインコントローラーでグループポリシー管理を開く
- KIRテンプレートをセントラルストアにコピー
- 新規GPOを作成し、対象のポリシーを有効化
- 対象のOU(組織単位)にリンク

企業環境では自動修正を待てない場合も多いですよね。GPOで即座に対応できます💼
セクション4:【緊急対応】更新プログラムをアンインストール
ブルースクリーンが頻発してPCが使えない場合、原因となる更新プログラムをアンインストールする方法があります。
4-1. 設定画面からアンインストール(起動できる場合)
- 「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」
- 「更新プログラムをアンインストールする」をクリック
- 一覧から「KB5055523」または「KB5053656」を探す
- 「アンインストール」をクリック
- PCを再起動
4-2. コマンドプロンプトからアンインストール
管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行:
wusa /uninstall /kb:5055523 /quiet /norestart
または
wusa /uninstall /kb:5053656 /quiet /norestart
実行後、PCを再起動してください。
4-3. セーフモードで起動してアンインストール
通常起動できない場合は、セーフモードから対応します。
- 電源ボタンを3回連続で強制終了(ブルースクリーン表示中に電源長押し)
- 「回復」画面が表示される
- 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」
- 「スタートアップ設定」→「再起動」
- 再起動後、「5」キーを押して「セーフモードとネットワーク」で起動
- セーフモードで起動後、4-1または4-2の手順でアンインストール

起動すらできない場合はセーフモードが頼りです🔧 落ち着いて対応しましょう!
セクション5:【社内SE向け】大量PC対応のコツ
5-1. 対応時のチェックリスト
【24H2 ブルースクリーン(SECURE_KERNEL_ERROR)対応チェックリスト】
■ 事前確認
- □ Windows 11のバージョンが24H2か確認(winver)
- □ エラーコードが「0x18B」「SECURE_KERNEL_ERROR」か確認
- □ KB5055523またはKB5053656がインストールされているか確認
■ 対処方法の選択
- □ 【推奨】KIRの自動修正を待つ(24時間程度) → セクション2
- □ 【企業向け】GPOで即時修正 → セクション3
- □ 【緊急】更新プログラムをアンインストール → セクション4
■ 対応手順
- □ 選択した対処法を実施
- □ PCを再起動
- □ ブルースクリーンが発生しないか確認
- □ 通常業務に支障がないか確認
■ 対応完了
- □ ユーザーに動作確認を依頼
- □ 対応内容を記録
- □ 今後のWindows Updateで再発しないか監視
5-2. 予防策:更新プログラムの適用を遅らせる
今後の同様のトラブルを防ぐため、更新プログラムの適用を数日遅らせる設定が有効です。
設定手順:
- 「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」
- 「更新の一時停止」で1〜5週間の一時停止を設定
※セキュリティリスクとのバランスを考慮してください。

Windows Updateは公開直後に適用せず、1週間程度様子を見るのが安全です📅 不具合情報が出てから対応を判断できます!
まとめ:対処法の優先順位
Windows 11 24H2でブルースクリーン(SECURE_KERNEL_ERROR・0x18B)が発生したら、以下の順序で対処してください。
① KIRによる自動修正を待つ(24時間程度) ← ★推奨
↓ 急ぎの場合
② グループポリシーで手動修正(企業環境向け)
↓ それでもダメなら
③ KB5055523 / KB5053656 をアンインストール
↓ 起動できない
④ セーフモードで起動してアンインストール
時間に余裕があれば①、企業環境で即時対応が必要なら②、緊急なら③④がおすすめです。
Microsoftは今後の累積更新プログラムでこの問題を完全に修正する予定です。問題が解決したら、Windows Updateを再度有効にして最新の状態を維持してください。

ブルースクリーンは焦りますが、原因が分かれば対処できます!この記事がお役に立てれば嬉しいです。解決したらコメントで教えてくださいね😊


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