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【Windows 11 24H2/25H2】共有フォルダ・NASにアクセスできない時の対処法|SMB署名問題

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社内SE
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  1. はじめに
  2. セクション1:原因は「SMB署名」と「ゲストアクセス制限」
    1. 1-1. 何が変わったのか?
    2. 1-2. なぜ問題が起きるのか?
    3. 1-3. 複合機のスキャンが保存できない場合
    4. 1-4. 表示されるエラーメッセージ
  3. セクション2:【推奨】NAS/サーバー側にユーザーアカウントを作成する
    1. 2-1. Buffalo LinkStationの場合
    2. 2-2. Windows PCの資格情報を登録する
  4. セクション3:【Pro版】グループポリシーでゲストアクセスを有効化
    1. 3-1. グループポリシーエディターを開く
    2. 3-2. ゲストログオンを有効にする(1つ目の設定)
    3. 3-3. SMB署名を無効にする(2つ目の設定)
    4. 3-4. PCを再起動
  5. セクション4:【Home版】レジストリ編集でゲストアクセスを有効化
    1. 4-1. レジストリエディターを開く
    2. 4-2. ゲストログオンを有効にする
    3. 4-3. SMB署名を無効にする(必要な場合)
    4. 4-4. PCを再起動
  6. セクション5:【社内SE向け】大量PC対応のコツ
    1. 5-1. PowerShellで一括設定(ローカルPC)
    2. 5-2. グループポリシーで一括管理(Active Directory環境)
    3. 5-3. 対応時のチェックリスト
  7. セクション6:それでも解決しない場合
    1. 6-1. NASのファームウェアをアップデート
    2. 6-2. SMBのバージョンを確認・変更
    3. 6-3. Windows Updateのロールバック
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q. Buffalo製NASにアクセスできなくなりました
    2. Q. 「ゲストアクセスがブロックされています」と表示されます
    3. Q. 複合機のスキャンがフォルダに保存できなくなりました
    4. Q. 25H2でも同じ問題が発生しますか?
    5. Q. セキュリティを下げずに解決する方法はありますか?
  9. まとめ:対処法の優先順位
  10. 関連記事
    1. Windows 11 24H2/25H2 トラブル対処シリーズ
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はじめに

Windows 11 24H2/25H2へアップデートした後、こんな症状で困っていませんか?

  • NASや共有フォルダに突然アクセスできなくなった
  • 「組織のセキュリティポリシーによって非認証のゲストアクセスがブロックされています」と表示される
  • 共有フォルダを開くのに数十秒かかるようになった
  • ファイルコピーが異常に遅くなった
  • 「エラーコード: 0x80004005」が表示される
  • 複合機のスキャンが共有フォルダに保存できなくなった

2024年10月以降、Windows 11 24H2アップデート後にNASや共有フォルダにアクセスできなくなるトラブルが多発しています。この問題は25H2でも同様に発生します。Buffalo、I-O DATA、Synologyなど各NASメーカーがサポート情報を公開するほどの事態になっており、社内SEとして対応に追われている方も多いのではないでしょうか。

たまのSE
たまのSE

24H2/25H2アップデート後の共有フォルダ問題、問い合わせが急増しています💦 原因は「SMB署名の強制有効化」と「ゲストアクセスの制限」。この記事で対処法を解説します!

セクション1:原因は「SMB署名」と「ゲストアクセス制限」

Windows 11 24H2/25H2で行われたセキュリティ仕様変更が、今回のトラブルの原因です。

1-1. 何が変わったのか?

Windows 11 24H2以降では、以下の2つの変更が行われました。

  • SMB署名がデフォルトで必須に:すべてのSMB接続で署名(データ改ざん検知)が必要になった
  • ゲストアクセスがブロック:ユーザー名・パスワードなしでのアクセス(ゲストログオン)が無効化された

1-2. なぜ問題が起きるのか?

古いNASや共有サーバーは、SMB署名に対応していない場合があります。また、パスワードなしで誰でもアクセスできる「ゲスト共有」を使っている環境も多いです。

影響を受けやすい環境:

  • Buffalo LinkStation、nasne などの古いNAS
  • I-O DATA製NAS(LAN DISK)
  • パスワードなしで共有設定しているWindows PC
  • 古いファイルサーバー(Windows Server 2012以前)
  • 複合機のスキャン to フォルダ機能

1-3. 複合機のスキャンが保存できない場合

複合機(コピー機)のスキャン機能で共有フォルダに保存できなくなった場合も、同じ原因です。複合機はゲストアクセスや古い認証方式を使っていることが多いため、24H2/25H2の仕様変更の影響を受けやすいです。

対処法は以下のいずれかです。

  • 複合機側の認証設定を見直す(ユーザー名・パスワードを設定)
  • PC側でゲストアクセスを許可する(セクション3・4参照)

1-4. 表示されるエラーメッセージ

以下のようなエラーが表示された場合、この問題が原因の可能性が高いです。

組織のセキュリティ ポリシーによって非認証のゲスト アクセスがブロックされているため、
この共有フォルダーにアクセスできません。
\\サーバー名 にアクセスできません。
このネットワーク リソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。
エラーコード: 0x80004005
エラーを特定できません
たまのSE
たまのSE

セキュリティ向上のための変更なのですが、事前告知が不十分なまま適用されたため現場は大混乱😱 まずは対処法を確認しましょう!

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セクション2:【推奨】NAS/サーバー側にユーザーアカウントを作成する

最も安全で推奨される方法です。NASやサーバー側にユーザーアカウントを作成し、認証を必要とする設定に変更します。

2-1. Buffalo LinkStationの場合

  1. NASの管理画面にアクセス(ブラウザでNASのIPアドレスを入力)
  2. 「ユーザー管理」または「ユーザーの作成」を開く
  3. 新しいユーザーを作成(ユーザー名とパスワードを設定)
  4. 共有フォルダのアクセス権限に作成したユーザーを追加
  5. PC側で共有フォルダにアクセスし、作成したユーザー名とパスワードでログイン

2-2. Windows PCの資格情報を登録する

毎回パスワードを入力するのが面倒な場合、資格情報マネージャーに登録しておくと便利です。

  1. 「スタート」→「設定」→「アカウント」
  2. 「資格情報マネージャー」を検索して開く(またはコントロールパネルから)
  3. 「Windows 資格情報」を選択
  4. 「Windows 資格情報の追加」をクリック
  5. 以下を入力して「OK」
項目入力例
インターネットまたはネットワークのアドレス\\192.168.1.100 または \\NAS名
ユーザー名NASに作成したユーザー名
パスワードNASに設定したパスワード
たまのSE
たまのSE

この方法ならセキュリティを維持したまま接続できます👍 企業環境ではこの方法を推奨します!

セクション3:【Pro版】グループポリシーでゲストアクセスを有効化

NAS側の設定変更が難しい場合や、一時的な回避策として、PC側でゲストアクセスを許可する方法があります。Windows 11 Pro/Enterprise版で使用できます。

注意:この方法はセキュリティを低下させます。信頼できるネットワーク環境でのみ使用してください。

3-1. グループポリシーエディターを開く

  1. Windowsキー + R →「gpedit.msc」と入力 → Enter
  2. 「ローカル グループポリシー エディター」が開く

3-2. ゲストログオンを有効にする(1つ目の設定)

  1. 左ペインで以下の順に展開:
コンピューターの構成
  → 管理用テンプレート
    → ネットワーク
      → Lanman ワークステーション
  1. 右ペインの「安全でないゲスト ログオンを有効にする」をダブルクリック
  2. 「有効」を選択して「OK」

3-3. SMB署名を無効にする(2つ目の設定)

  1. 左ペインで以下の順に展開:
コンピューターの構成
  → 管理用テンプレート
    → ネットワーク
      → Lanman ワークステーション
  1. 右ペインの「デジタル署名を有効にする」をダブルクリック
  2. 「無効」を選択して「OK」

3-4. PCを再起動

設定変更後、PCを再起動して共有フォルダにアクセスできるか確認してください。

たまのSE
たまのSE

Pro版ならグループポリシーで一発解決!ただし将来のアップデートで設定が戻る可能性があるので注意してください⚠️

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セクション4:【Home版】レジストリ編集でゲストアクセスを有効化

Windows 11 Home版ではグループポリシーエディターが使えないため、レジストリを直接編集します。

注意:レジストリの編集を誤るとシステムに影響が出る可能性があります。事前にバックアップを取ることをお勧めします。

4-1. レジストリエディターを開く

  1. Windowsキー + R →「regedit」と入力 → Enter
  2. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリック

4-2. ゲストログオンを有効にする

  1. 左ペインで以下のパスに移動:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters
  1. 右ペインで「AllowInsecureGuestAuth」を探す(なければ作成)
  2. 右クリック →「新規」→「DWORD (32ビット) 値」
  3. 名前を「AllowInsecureGuestAuth」に変更
  4. ダブルクリックして「値のデータ」を「1」に設定 →「OK」

4-3. SMB署名を無効にする(必要な場合)

同じ「Parameters」キー内で:

  1. 「RequireSecuritySignature」を探す(なければ作成)
  2. 値のデータを「0」に設定

4-4. PCを再起動

レジストリエディターを閉じ、PCを再起動してください。

たまのSE
たまのSE

Home版はレジストリ編集が必要です。間違えないよう慎重に作業してくださいね🔧

セクション5:【社内SE向け】大量PC対応のコツ

5-1. PowerShellで一括設定(ローカルPC)

複数台のPCを対応する場合、PowerShellで一括設定すると効率的です。

管理者権限のPowerShellで実行:

# ゲストログオンを有効化
$regPath = "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters"
Set-ItemProperty -Path $regPath -Name "AllowInsecureGuestAuth" -Value 1 -Type DWord -Force

# SMB署名を無効化(必要な場合)
Set-ItemProperty -Path $regPath -Name "RequireSecuritySignature" -Value 0 -Type DWord -Force

Write-Host "設定が完了しました。PCを再起動してください。" -ForegroundColor Green

5-2. グループポリシーで一括管理(Active Directory環境)

Active Directory環境では、GPOで一括管理できます。

設定場所:

コンピューターの構成
  → 管理用テンプレート
    → ネットワーク
      → Lanman ワークステーション
        → 「安全でないゲスト ログオンを有効にする」を「有効」
        → 「デジタル署名を有効にする」を「無効」(必要な場合)

5-3. 対応時のチェックリスト

【24H2/25H2 共有フォルダ障害 対応チェックリスト】

■ 事前確認
- □ Windows 11のバージョンが24H2または25H2か確認(winver)
- □ エラーメッセージの内容を確認
- □ NASのメーカー・機種を確認

■ 対処方法の選択
- □ 【推奨】NAS側にユーザーアカウント作成 → セクション2
- □ 【Pro版】グループポリシーで設定変更 → セクション3
- □ 【Home版】レジストリ編集 → セクション4

■ 対応手順
- □ 設定変更を実施
- □ PCを再起動
- □ 共有フォルダにアクセスできるか確認
- □ ファイルの読み書きができるか確認

■ 対応完了
- □ ユーザーに動作確認を依頼
- □ 対応内容を記録
たまのSE
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AD環境ならGPOで一括管理がベストです!24H2/25H2へのアップデート前に設定しておけば、トラブルを未然に防げます💡

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セクション6:それでも解決しない場合

6-1. NASのファームウェアをアップデート

NASメーカー各社が24H2対応のファームウェアを公開しています。NASの管理画面からアップデートを確認してください。

メーカーサポートページ
Buffalohttps://www.buffalo.jp/support/
I-O DATAhttps://www.iodata.jp/support/
Synologyhttps://www.synology.com/ja-jp/support
QNAPhttps://www.qnap.com/ja-jp/support

6-2. SMBのバージョンを確認・変更

古いNASがSMB2/3に対応していない場合、SMB1を有効にする必要があります(非推奨)。

  1. 「設定」→「アプリ」→「オプション機能」
  2. 下にスクロールして「Windowsのその他の機能」をクリック
  3. 「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」にチェック
  4. PCを再起動

注意:SMB1は脆弱性があるため、可能な限りNASのアップデートで対応することを推奨します。

6-3. Windows Updateのロールバック

24H2アップデート直後であれば、以前のバージョンに戻すことも可能です。

手順(アップデートから10日以内):

  1. 「設定」→「システム」→「回復」
  2. 「復元」の「戻す」をクリック
  3. 画面の指示に従って進める
たまのSE
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NASのファームウェアアップデートで対応できることも多いです。メーカーサポートページを確認してみてください📱

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よくある質問(FAQ)

Q. Buffalo製NASにアクセスできなくなりました

A. 24H2/25H2のSMB署名強制が原因です。NASにユーザーアカウントを作成するか、グループポリシーでゲストアクセスを有効化してください(セクション2・3参照)。

Q. 「ゲストアクセスがブロックされています」と表示されます

A. 24H2以降、ゲストログオンがデフォルトで無効になりました。セクション3(Pro版)またはセクション4(Home版)の手順で対処できます。

Q. 複合機のスキャンがフォルダに保存できなくなりました

A. 同じ原因です。複合機側の認証設定を見直すか、PC側でゲストアクセスを許可してください(セクション1-3参照)。

Q. 25H2でも同じ問題が発生しますか?

A. はい、発生します。24H2で導入されたSMB署名の強制有効化は25H2でも継続されています。同じ対処法で解決できます。

Q. セキュリティを下げずに解決する方法はありますか?

A. セクション2の「NAS側にユーザーアカウントを作成する」方法がおすすめです。認証を有効にすることでセキュリティを維持したまま接続できます。

まとめ:対処法の優先順位

共有フォルダにアクセスできなくなったら、以下の順序で対処してください。

① NAS/サーバー側にユーザーアカウント作成 ← ★推奨(セキュリティ維持)
    ↓ 難しい場合
② 資格情報マネージャーに認証情報を登録
    ↓ それでもダメなら
③ グループポリシー/レジストリでゲストアクセス有効化 ← ※セキュリティ低下
    ↓ 解決しない
④ NASのファームウェアをアップデート
    ↓ 解決しない
⑤ SMB1を有効化(非推奨)/ メーカーサポートへ問い合わせ

セキュリティを維持するなら①②、急ぎの対応なら③④がおすすめです。

SMB署名の強制有効化は、今後のWindowsアップデートでも継続される方針です。長期的にはNAS側の対応(ユーザー認証の導入)を検討してください。

たまのSE
たまのSE

24H2/25H2の共有フォルダ問題、原因が分かれば対処は難しくありません!この記事がお役に立てれば嬉しいです。解決したらぜひコメントで教えてくださいね😊

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