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自動車関連工場の社内SEって何するの?【10の業態を経験した社内SEの話】

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自動車工場の社内SEって何をするの?10業態を経験した現役社内SEが、使用システム・仕事内容・大変なこと・向いている人をリアルに解説。工場を止めない責任とデータの正確さが求められる、プレッシャーの大きい現場です。 社内SE
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はじめに

「工場って機械が動いてるだけでしょ?社内SEの出番あるの?」

自動車関連工場と聞くと、そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし実際には、生産管理、品質管理、在庫管理、取引先とのデータ連携など、すべてがシステムで動いています。製造業の中でも特にIT化が進んでいる業界です。

ただし、この業界で最も重要なのは「工場を止めないこと」。生産ラインが止まれば、その瞬間から損失が発生します。データの正確さも命。不正確なデータは不良品の原因になりかねません。ディーラーと比べると自由度は高いものの、責任の重さは段違いです。

たまのSE
たまのSE

私が経験した中でも、最も緊張感のある現場の一つでした。「工場を止めたらアウト」というプレッシャーは、他の業界では味わえないものです😅

この業界で使う主なシステム

自動車関連工場では、生産から品質管理、取引先との連携まで、多岐にわたるシステムが稼働しています。

  • 生産管理システム:MRP(資材所要量計画)、生産計画、工程管理を担う基幹システム。何を、いつ、どれだけ作るかを管理する
  • 品質管理システム:検査データの記録、トレーサビリティ管理。不良品が出た際に原因を追跡するために欠かせない
  • EDI(電子データ交換):取引先(完成車メーカー)との受発注データ連携。ジャストインタイム生産を支える重要なシステム
  • CAD/CAM/CAE:設計部門で使用する専門ソフト。ライセンス管理やバージョンアップ対応が必要
  • 環境モニタリングシステム:気温、湿度、雨量、風量などをチェックし、品質管理に寄与する

内製・API連携の事例:
環境モニタリングシステムは、私がいた会社では自社開発でした。外部のAPIを活用してデータを取得し、品質管理部門が分析できる形に加工。製造で不良品が出た際に「その時間帯の気温・湿度はどうだったか」を確認できる仕組みです。

たまのSE
たまのSE

ディーラーと違って、自分でシステムを作る機会もあります。ただしその分、責任も大きい…💦


社内SEの主な仕事内容

自動車関連工場の社内SEは、製造の最前線を支える存在です。

  • 生産管理システムの運用保守・改修
  • 取引先とのEDI連携の維持管理
  • 現場端末(タッチパネルPC、ハンディターミナル)の管理
  • CAD/CAMソフトのライセンス管理・バージョンアップ対応
  • 工場内ネットワークの構築・保守(無線LAN、有線LAN)
  • 現場からの「こんなデータを出してほしい」要望への対応

求められる「正確さ」

製造業の社内SEに求められるのは、正確さです。生産管理システムのデータが間違っていれば、部品の発注数が狂い、生産ラインに影響が出ます。品質データが不正確なら、不良品の原因究明ができません。

現場の班長
現場の班長

システムの数字が合わないんだけど、どうなってるの?このままじゃラインが止まるよ!

たまのSE
たまのSE

すぐ確認します!(「だいたい合ってる」は通用しない世界…冷や汗が止まらない😰)

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この業界ならではの課題・大変なこと

システム面の課題

  • 工場は止めたらアウト:生産ラインの停止は即座に損失につながる。システム障害は許されないというプレッシャーが常にある
  • データの不正確さも許されない:生産数、在庫数、品質データなど、すべてが正確でなければならない
  • ジャストインタイム対応:在庫を持たない生産方式のため、システム遅延は即ラインストップにつながる可能性がある
  • 業務が複雑:生産方式(見込み生産・受注生産)や原価計算のロジックを理解する必要がある

現場環境の課題

  • 粉塵・油・熱:工場環境は過酷。PC故障のリスクが高く、定期的なメンテナンスが欠かせない
  • 大きな音:工場内は機械音が大きく、話しかけづらい雰囲気がある
  • 職人気質の人が多い:製造現場にはベテランが多く、ITに抵抗感を持つ人もいる

個人的に感じた大変さ

私が苦手だったのが、工場の大きな音です。作業中は集中しているため話しかけづらく、休憩時間を狙って説明に行くなどの工夫が必要でした。昔はPC嫌いの人もたくさんいて、システムの説明に苦労した記憶があります。

たまのSE
たまのSE

職人気質の方が多いので、信頼関係を築くまでに時間がかかりました。でも一度信頼されると、すごく協力的になってくれます👍




気を付けるべきポイント

  • 生産ラインを止めることだけは絶対に避ける:システム変更やメンテナンスは、生産への影響を十分に検討してから実施する
  • 現場に入るときは安全装備を忘れずに:ヘルメット、安全靴、保護メガネなど、工場ごとのルールを守る
  • 「モノづくり」が本業であることを忘れない:社内SEはあくまでサポート役。現場の生産活動を妨げないことが最優先
  • 製造業特有の用語を覚える:BOM(部品表)、MRP(資材所要量計画)、カンバンなど、製造業独自の用語を理解しておく

重要なポイント:小さな変更でも、現場のオペレーションに影響を与える可能性があります。システム変更は必ず現場と事前に調整し、テストを十分に行ってから本番適用しましょう。

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この業界の社内SEに向いている人

  • 製造業・モノづくりに興味がある人
  • 現場に足を運ぶことが好きな人
  • 正確さを重視し、ミスを防ぐ仕組みを考えられる人
  • 業務プロセスを理解してシステムに落とし込む力がある人
  • プレッシャーのかかる環境でも冷静に対応できる人
たまのSE
たまのSE

逆に、騒音や油汚れのある環境が苦手な人、コミュニケーションに時間がかかることにストレスを感じる人には、厳しい業界かもしれません🤔

まとめ

自動車関連工場の社内SEは、製造業の最前線でITを支える重要な役割です。「工場を止めない」「データを正確に保つ」という大きなプレッシャーがありますが、自分が関わったシステムで車が作られていくのを見るのは、他では味わえないやりがいがあります。

私自身は、工場の大きな音や話しかけづらい雰囲気が苦手で、居心地の良さは感じられませんでした。しかし、製造業のシステムを経験したことで、データの正確さや業務プロセスの理解力は確実に鍛えられました。

モノづくりの現場を支えたい、責任ある仕事がしたいという人には、やりがいのある業界です。

たまのSE
たまのSE

次回は【3】運送会社編をお届けします!Androidでの配送管理システム開発など、私が一番やりがいを感じた業界についてお話しします💪

転職を考えているあなたへ

「工場の騒音や雰囲気が苦手」「プレッシャーが大きすぎて疲れた」「もっと落ち着いた環境で働きたい」——そんな悩みを抱えていませんか?

自動車関連工場の社内SEは、責任が重い分、得られる経験も大きい仕事です。しかし、環境が合わなければ続けるのは難しいもの。製造業で培ったデータ管理や業務プロセスの理解力は、他業界でも十分に活かせます。

今の環境に限界を感じているなら、他業界への転職を検討してみてください。あなたの経験を求めている会社は、きっとあります。





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